SS：幸せな声 2008/05/11 (Sun)

昨日寝る前に思いついたので、起きた今書き連ねるぜ！
キャストの歌を思い出していただけると笑えるのではないかと！！

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　声が聞こえる。
　ふわふわとした、暖かい声。
　まどろみの中からたぐって気がつく。歌、だ。
　ゆっくりと重い瞼を開くと、彼の唇が視界に映った。うっすらと色づいた唇が、優しく奏でるメロディ。何度か瞬きをして、その輪郭を取り戻す。
　ふと、旋律が止まる。
「ああ、ルルーシュ。目が覚めた？」
　話しかけられて、その声の心地よさにもう一度瞬きをする。彼の顔、白いベッド、いつもの天井。状況をひとつひとつ確認して、そして少し恥ずかしくなる。
「…………音痴」
　気を失うまでの行為のこととか、何でまだここにいるんだとか、いろいろ言いたいことはあったのに。あんまりにも幸せ過ぎて、自分がこんなにも嬉しく思っていることが恥ずかしくて、結局そんな悪態をついてしまった。
　でも、スザクは。そんな自分の心情を分かっているかのように苦笑して。
「君よりはましだよ」
　なんて言いながら、優しく髪を撫でた。
　汗でほんのり湿った自分の前髪をかき上げて、額に優しく口づけする。そのまま耳元に唇を寄せられて。

　まるで歌うように、睦言をささやかれた。

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あわわわ。すまん！！
ただ単に目が覚めたときにサクライの歌が聞こえたら激しく萌えるだろうな！　とか、
フクヤマに「音痴」って言われて言い返すサクライの声を妄想したら楽しくなってしまっただけでございますよ。
しかしフクヤマの歌は神がかかっているんだZE！！